通信制高校について
高等学校には、「全日制課程」「定時制課程」「通信制課程」の3つがあり、どの課程で卒業をしたとしても、得られる資格に違いはなく、すべて「高校卒業」の資格となります。
通信制高校を卒業する条件
<通信制高校の卒業条件>
➀74単位の修得
➁3年間(36ヵ月)の高校在籍
③30-36時間の特別活動の参加
上記となります。単位を修得するためには、科目ごとに決めらえた「レポート課題」、「スクーリング」を完了させて、「単位認定試験」を合格することで単位を修得することができます。
具体的な科目別の単位修得サンプル
科目 | 現代の国語 |
単位数 | 2単位 |
レポート数 | 6枚 |
スクーリング | 2時間 |
単位認定試験 | 1回 |
実際の科目で単位修得するために必要な「レポート枚数」、「スクーリング時間数」を見ていきましょう。例えば、国語科の「現代の国語」の科目では、
・レポート:6枚
・スクーリング:2時間
・単位認定試験の合格
上記で、2単位を修得することができます。
3年間の単位修得イメージ
学年・入学月により、登録できる単位数に多少違いはありますが、だいたい1年間で24-25単位ずつ修得していくことが一般的です。
科目数としては、10科目程度です。2-3年生で転入した場合、前籍校で修得した単位の引継ぎが可能です。
通信制高校と全日制高校の違いについて
通信制高校と全日制高校の大きな違いは、年間の通学日数です。通学制と全日制での卒業資格は全く同じものなので、自分の好きなタイミングで、好きな学びができる通信制の仕組みは、時間を効率的に活用することができます。
サポート校について
通信制高校を卒業するには、「レポート課題、スクーリング、特別活動、単位認定試験」を通じて卒業条件を満たしていきます。本校のように、入学から卒業までをトータルで支援する教育機関が、「通信制高校サポート校」です。一方で、通信制高校は、スクーリング・単位認定試験の主催、卒業証明書の発行を行っており、「サポート校+通信制高校」のセットで入学することが基本です。
通信制高校の場合、自主学習が中心となり、自己管理能力が求められます。また、あくまで高校卒業が目的であり、学習内容も薄いため、大学受験をするには物足りません。本校は、このような通信制高校のデメリットを解消するために様々な専門コースを開講しています。
>>>サポート校についてさらに詳しく見たい方は、こちらの記事をご覧ください。
目的に合わせてコース選択をし、「高卒+α」で学習を進めます。