「be to 不定詞」を分かりやすく解説【高校英語】

目次
はじめに:「〜する予定です」って英語でどう言う?
「会議は10時に始まる予定です」など、予定やルール・可能性などを表すときに便利なのが「be to 不定詞」の表現です。
今回はこの文法の使い方と4つの意味を、例文付きでわかりやすく紹介します!
「be to 不定詞」の4つの用法まとめ
用法 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
予定・運命 | 〜する予定である | The meeting is to start at 10 a.m. |
義務・命令 | 〜しなければならない | You are to finish your homework by tomorrow. |
可能 | 〜することができる | No one was to be seen in the street. |
意図・目的 | 〜するつもりである | He left early so as to be on time. |
be to 不定詞の使い方とコツ
be動詞+to+動詞の原形 が基本形
文脈に応じて意味が変わる!
用法ごとのヒント
予定:「〜することになっている」
義務:「〜しなければならない(命令文に近い)」
可能:「〜することが可能(特に受け身でよく使う)」
意図・目的:「〜するために(やや文語)」
よくある間違いと覚え方の工夫
主語が人物でないと意味が変になることもある
× The problem is to solve.
✔ The problem is to be solved. (受動態が必要)
覚え方のコツ
「be to」は堅めの言い回し
予定 → 計画通りに進む
義務 → 先生・上司からの指示感
可能 → 文語っぽい過去の状況描写
意図 → 目的の強調
練習問題で理解度チェック!
【初級】
次の文の意味を答えなさい:
He is to arrive at 6.
解答:彼は6時に到着する予定です。
【中級】
次の文を「義務」の意味で書きなさい:
(あなたは宿題を終えなければなりません)
解答:You are to finish your homework.
【上級】
次の文の意味を答えなさい:
No one was to be found in the area.
解答:その地域には誰も見つけられなかった(可能)
be to 不定詞まとめ
「be to 不定詞」は予定・義務・可能・意図の4つの意味を持ち、文脈で使い分けが必要です。
最初は戸惑うかもしれませんが、「be+to+動詞」で成り立つ堅めの表現と覚え、状況ごとの意味を意識して使い分けましょう!