「話法(直接話法・間接話法)」を分かりやすく解説【高校英語】

目次
はじめに:「〜と言った」を英語でどう表す?
英語で「〜と言った」と伝えるときには、「話法(わほう)」という文法ルールが使われます。
「He said, “I’m tired.”」のように話した言葉をそのまま使うのが「直接話法」、
「He said that he was tired.」のように文として言い換えるのが「間接話法」です。
この記事では、2つの違いと使い方、時制の一致などをまとめて解説します!
話法の種類と特徴まとめ
話法の種類 | 説明 | 例文 |
---|---|---|
直接話法 | “ ”を使って話したままの言葉をそのまま引用 | He said, “I am tired.” |
間接話法 | 「that節」に言い換えて伝える(時制の一致あり) | He said that he was tired. |
間接話法で気をつける3つの変化
直接話法:“I am tired.”
間接話法:He said that he was tired.
- “I” → he/she
- “my” → his/her
例:She said, “I like my job.”
→ She said that she liked her job.
- today → that day
- here → there
- now → then
よくある間違いと覚え方の工夫
時制を変えずにそのまま使ってしまう
× He said that he is tired.
✔ He said that he was tired.
覚え方のコツ
- 「said that~」に変えたら 1文にする
- 時制・代名詞・時の表現は自動的に変換ルールで対応
練習問題で理解度チェック!
【初級】
次の直接話法を間接話法に書き換えなさい:
He said, “I like music.”
解答:He said that he liked music.
【中級】
次の間接話法を直接話法に戻しなさい:
She said that she was busy.
解答:She said, “I am busy.”
【上級】
次の直接話法を間接話法に書き換えなさい(時・人称も注意):
Tom said, “I will go there tomorrow.”
解答:Tom said that he would go there the next day.
話法まとめ
「話法」は、話された内容をどう伝えるかのルールです。
直接話法→そのまま言葉を引用、間接話法→文に変換+時制の一致を意識すればOK!
慣れるまでは「変化の3ポイント(時制・代名詞・時の表現)」をメモしておきましょう。