「文型と文の要素」を分かりやすく解説【高校英語】

目次
はじめに:英語の文の基本「5文型」って?
英語の文章は、「文型(ぶんけい)」と呼ばれる決まった形のパターンで作られています。
特に「第1文型」から「第5文型」までをマスターすると、英文の構造がスッキリ見えるようになります!
この記事では、それぞれの文型の特徴と例文をセットで、やさしく整理して解説していきます。
文型の一覧と役割
文型 | 内容 | 例文 |
---|---|---|
第1文型(S+V) | 主語と動詞だけで文が成立 | She walks.(彼女は歩く) |
第2文型(S+V+C) | 主語=補語の関係 | He is a teacher.(彼は先生だ) |
第3文型(S+V+O) | 動詞のあとに目的語が必要 | I like pizza.(私はピザが好き) |
第4文型(S+V+O+O) | 目的語が2つ:人+物 | She gave me a gift.(彼女は私にプレゼントをくれた) |
第5文型(S+V+O+C) | 目的語を補う説明がつく | They made her captain.(彼女をキャプテンにした) |
各文型のポイントをもう少し詳しく
第1文型(S+V)
- 主語(S)+動詞(V)だけで意味が通じる
- 動きのイメージが強い
例:He sleeps. / She runs.
第2文型(S+V+C)
C(補語)は主語を説明する語で、主語=補語になる
例:My father is a doctor.
第3文型(S+V+O)
- O(目的語)は「〜を」「〜に」にあたる
例:She likes music.
第4文型(S+V+O+O)
目的語が2つ=「誰に何を」
例:I told him the truth.
第5文型(S+V+O+C)
OとCの関係が「OをCにする」
例:We call him Mike.
覚え方の工夫
- S:Subject(主語)
- V:Verb(動詞)
- O:Object(目的語)
- C:Complement(補語)
→ SV / SVC / SVO / SVOO / SVOC とアルファベット順で並ぶので覚えやすい!
練習問題で理解度チェック!
【初級】
次の文の文型はどれ?
She is a student.
解答:第2文型(S+V+C)
【中級】
次の文を第4文型に直しなさい:
She gave a book to me.
解答:She gave me a book.
【上級】
次の文型を第5文型の形で書きなさい:
He named the dog “Max”.
解答:正解です!S+V+O+C=He(S)named(V)the dog(O)Max(C)
文型と文の要素まとめ
英語の文型を理解すると、英文の構造が一気に明確になります。
まずは「主語+動詞」を軸に、「目的語」「補語」の役割を意識する練習から始めてみましょう!